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東京明るすぎた? 暗さ歓迎も

2011/04/18 (Mon) - 最新情報

大手コンビニ2社が節電に向けた取り組みを打ち出したことで、流通業界での節電の取り組みが広がりそうです。

この夏の電力不足に対しては、さまざまな取り組みがなされており、コンビニ2社も対応を始めた。

一般家庭も最大20%削減を目標とされている。

東京は、その翌週から節電の取り組みが始まり、鉄道は間引き運転、店はどこも早じまいとなった。

おかげで、通勤帰りに都心の書店に寄ることもできない。

仕方ないので、昼休みに、職場近くの本屋を物色していたら、本書が目についた。

夏の計画停電を「原則として 実施しない」ために、産業界や家庭に具体的な節電の取り組みを求める方針 を決めた。

同本部の資料では、さまざまな取り組みの例が挙げられている。

方針では、大口需要家(契約電力500キロワット以上)は25%程度【 節電の取り組み 】 東日本大震災 の影響による電 力不足 を受け、 企業 や家庭などで、 節電 のための行動や計画が進められている。

【 救急救命 】 救急車 の出動件数は年々増加。

節電の取り組みは、遠くの被災者を思いやりながらも、「できる範囲」で活用してください。

今からすぐできる節電のヒント 携帯電話 01 ディスプレイの明るさを暗く調整する 02 キーの照明をオフにするhttp://bit.ly/gaIkcX 19:47 via TwitBird iPad 石川県内の国道でも節電の取り組み開始 事故が無い事を祈ります。

皆様くれぐれも安全運転で!! 18:51 via Twitter for Mac tetsuro_fukui 【大遊協、本日の拡大執行部会にて】4月11日迄を目途に。

 東日本大震災の影響で、首都圏を中心に繁華街のネオンが消え、経済活動が沈滞ムードに包まれる。一方で、節電が暗さに対する日本人の意識に変化をもたらしている。「陰影」という日本建築の概念に光が当てられ、夜の暗さを再評価する機運が出てきた。「東京の夜はこれまで明るすぎた」-。そんな自戒の念が聞こえてくる。(日出間和貴)


 東日本大震災から1カ月近くが過ぎた4月上旬、東京都内の駅構内で「地下鉄の暗さ」について、2人の中年男性が気になる会話をしていた。



 「震災以降、東京の地下鉄はまるでロンドンのように暗くなった」



 「ヨーロッパを旅すれば分かるけど、駅の構内はこんなもの。この暗さにもだんだん慣れてきた」



 企業や家庭で進められる節電の励行。夏場に向けた電力抑制を控え、まちの暗さを受容する感性はさらに歓迎されていいはずだ。



 昼から夜へ、明るさの谷間に当たる「たそがれ時」に対する意識は、国民性や気候風土が反映される。日本の夜の明るさや派手なライトアップに長年、疑問を投げかけてきた東京工大の乾正雄名誉教授(建築工学)によると、日本では日没の1時間前に照明をつけるが、ヨーロッパではほぼ日没の頃。明るさの余韻を惜しむかのように照明をなかなかつけないという。



 乾名誉教授は、過度に明るい夜間の環境が「人に常に動き回ることばかりを強いて、じっと考える能力を喪失させたことはうたがいようがない」と、『夜は暗くてはいけないか』(朝日新聞社、1365円)で指摘する。確かに、こうこうと輝く蛍光灯のもとでは哲学することは向かない。



 昭和8年、作家の谷崎潤一郎(1886~1965年)は47歳のときに日本家屋が織りなす薄暗さの美について論じた『陰翳(いんえい)礼讃』を刊行した。この一冊は、海外の建築家の間でも建築思想の「手本」として読み継がれてきた。



 米国の現代美術家、ジェームズ・タレルも影響を受けた一人。設計した宿泊・体験施設「光の館」(新潟県十日町市)の館内には、光を知覚するさまざまな仕掛けが施されている。「来館者は寝泊まりしながら、自然光と人工光が織りなす『陰影の美』の作品世界を肌で触れることができる」(同館)。明るさに慣れた都会人に、夜の闇と隣り合わせだった時代へのタイムスリップが人気を呼んでいる。



 ◆無駄な光なくす



 一方、全国に先駆けて、平成元年に「光害(ひかりがい)防止条例」を制定した岡山県美星(びせい)町(現井原市)。天文台のある美星町の区域内に適用される条例で、過剰照明の自粛を呼びかけ、夜10時以降は各家庭でも消灯することを励行する内容だ。条例には「美しい夜空を見よう」という目的があり、星の見え方は市民のモラルにかかっている。



 美星天文台の綾仁(あやこ)一哉台長は「暮らしの中から無駄な光をなくし、照明を水平よりも上に向けないようにするだけでも星はきれいに見える。都会の空に本来の夜空が戻ることは、節電による一つの形といえる」と評価する。



 谷崎の『陰翳礼讃』にある一節。〈暗い部屋に住むことを余儀なくされたわれわれの先祖は、いつしか陰翳のうちに美を発見し、やがては美の目的に添うように陰翳を利用するに至った〉



 「闇の世界」を完全に忘れ去る前に、現代人が心に留めておきたい警句といえる。

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